2023年活動報告
- スキューバダイビング部
- 2024年1月11日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年5月23日
初めまして。武蔵大学スキューバダイビング部主将大井陽仁です。
本年度よりHP開設、HPにおいて活動報告を始めさせていただきます。
何卒宜しくお願い致します。

2023年最初の活動は2月合宿から。6日間の合宿の舞台は沖縄県宮古島で、3日間で8本のダイビングを行えました。
宮古島の海は魔王の宮殿やアントニオ・ガウディなど複雑で美麗な地形はもちろん、ロウニンアジやナポレオンフィッシュなどワイドメインのダイビングを楽しみました。
2月の沖縄は雨期であり、なかなか天候に恵まれることはありませんでした。ただ海中の透明度はとても良く、雄大な景色に心奪われました。
また残念ながら名物であるマンタはポイント移動中などの船上から見ることは出来ましたが、ダイビング中に観測することは叶わなかったのでいつかリベンジしてみたいなと思います。

減圧症対策のため観光日と設定した帰宅日前日の天気は晴天で、宮古島の観光スポット巡りは大変楽しいものとなりました。
この合宿は44代が運営する最後の活動でした。1年間最後まで部員の安全で楽しい活動のために尽力していただいた先輩方には感謝しきれません。
ありがとうございました。
新年度となり4月からの45代の運営は、コロナ禍からの活動の復活を目標に「Real Scuba」のスローガンを掲げ活動を始めました。
新入部員が参加する前最後の海行きは伊豆の富戸・ヨコバマで行いました。経験の少ない45代のトップでのダイビングであったため至らない点はありましたが、先輩方からの助言を次回以降のダイビングに反映させることを目標に終えました。
新入生歓迎会では46代の頑張りのおかげで9人の新入部員の獲得を達成し、我々が1年の時には想像できなかった大所帯での活動に期待と不安が入り混じったのを覚えています。

5月。最初で最後の1~4年生総勢21名での八幡野での海行きを行いました。天気にも海況にも恵まれ、ダイビングでは八幡野では初めて見るイカを観測できました。また6月にライセンス取得予定の1年生は4年生とともにスキンダイビングを行いました。海への恐怖心を感じた1年生もいましたが、よりダイビングへの期待に胸を膨らませた子たちも見受けられました。

そして6月のオープン・ウォーター・ダイバー・コースでは台風により想定日程では終了しないトラブルなどもありましたが、1年生全員が無事ライセンス獲得を達成出来ました。おめでとう!!
7月には初めてのスポットである黄金崎にお邪魔しました。ライセンス獲得から間もない1年生にも潜りやすく、上級生も初のスポットであることから新鮮さを感じ部員皆楽しんでダイビングを行えました。
黄金崎には真鯛のダイちゃんという人懐っこい魚や七夕期間のみの水中短冊など珍しい体験を数多くさせていただきました。

待ちに待った8月は当部の魅力でもある11日間の八丈合宿を行いました。
例年合宿中を通して天候や海況に恵まれることはなかなかありませんでしたが、今年度は合宿中晴れの日が多く11日間中8日15本とダイビングを存分に行うことが出来ました。
今合宿では1ダイブ1ダイブ各自で課題を立て、ダイビングスキルの向上を図りました。特に1年生はエア消費量とウェイトの削減また中世浮力の練習、2年生は来年度に向けたトップの練習に力を注ぎました。
これまではウミガメや地形の観測などワイドなダイビングを楽しんでいましたが、今回はウミウシの探索などマクロなダイビングという新たな楽しみ方もしました。
また今合宿では関係各位からダイビングと向き合う姿勢にご指導をいただきました。今後の合宿の進め方やダイビングスキルの向上で成長を見せていけたらと考えております。
合宿を終え、部としては2023年最後のダイビングであった9月は伊東・川奈へと向かいました。コロナ禍で川奈でのダイビング経験のある者は途絶えましたが、今回事前に45代でガイド付ダイビングを行ったこともあり無事安全に終えることが出来ました。
ウミガメが数多くいる八丈島でも滅多に見ることのできない大きさのウミガメも発見でき、大変興奮しました。透明度も良く、八丈島で覚えた魚はもちろん初めて見る魚もおり刺激的なダイビングとなりました。

11月、12月には今年度から所属させていただいている関東学生潜水連盟の活動に参加させていただきました。
まず11月は東京ベイクリーンアップ大作戦でお台場海浜公園の浜辺の清掃に参加しました。
東京の海という事でしたが、想像していたよりも落ちているごみは少量でしたが部員各々が時間いっぱい一生懸命清掃に打ち込みました。これを機に今後は海中のクリーンアップなどにも参加して、普段お世話になっている海を綺麗にしていきたいとの気持ちも生まれました。
そして12月にはフリッパー大会に参加しました。初めてのスポーツダイビングへの参加ともあり結果は振るいませんでしたが、全員が一丸となって競技に取り組んだ今大会はとてもいい経験となりました。
関東学生潜水連盟での活動は数少ない他大学との交流で、ダイビングの情報交換の面でも大変貴重な機会であり、勉強になることが多くありました。連盟の皆さまありがとうございました。
2023年の活動はこれまでの伝統はもちろん新たな1歩を踏み出したことも多く、とても刺激的な1年でありました。2024年もダイビング部は成長し続けますので、皆さまに見守っていただけると幸いです。
次回は45代運営での最後の活動となるフィリピン・モアルボアルでの合宿となります。
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